ご成婚エピソード A子ちゃんの場合
初めてA子ちゃんにお会いしたのは秋雨の降る午前中。
お母様に連れられてなんだか沈鬱な表情。
2日前にお母様からお電話があり、〝娘を連れていきますので一度話を聞かせて下さい” とのことでした。
無理やり連れて来られたからかしらと思いながら、笑顔であいさつするとはにかみながら会釈してくれました。
30歳になったばかりで、かわいい守ってあげたくなるタイプのお嬢さんです。
その一瞬で、成婚できるタイプなのになんで?と思った私は、今日来た理由を聞きました。
かわいいから、もてるでしょう?
そんなことないです。別れた彼が忘れられない、まだ引きずっているんです。
でも、私から見たらそんな人すぐに忘れられます。
あなたにはすぐにいい人見つかりますよという言葉以外に出てきませんでした。
ただお聞きすると女性ばかりの職場で出会いもないということでしたのでもう入るしかないよねという感じでした。
写真を一緒に撮りに行って、いざ活動を始めるとご自分からは申し込みは一切せず、申し込んできた方にお会いするだけでした。
最初は都内のホテルラウンジでのお見合いなど初めてでしたので、お見合い場所まで同行し、お話ししながらお相手をお待ちしました。その一つ一つ新鮮な体験を楽しんでいました。
そろそろご自分からも申し込んでねとアドバイスしていたら、”この方、合いそう” という方が申し込んできました。
最初は友達感覚で結婚なんてと言っていた彼女も、友達でいいからもう1回会ってみたらという私のアドバイスもあって、お付き合いすることに。
それから、会うごとに彼の印象が変わり頼もしく守ってくれるとか大事にしてくれるという前向きな発言に。。。
もうこれは時間の問題。
交際2か月に入ったところでお相手相談所と連絡を取り、A子ちゃんのペースを守りながらOKが出たところでA子ちゃんの家に彼が遊びに来てご挨拶し成婚退会となりました🎊
成婚退会した後も、連絡を取り、最近お相手のご両親に挨拶しに行きました。今住まいを探しているところです。仕事を辞めて新たに他の事をやろうと思っています。など環境の変化を楽しみ、彼のしっかりリードしてくれる姿に惚れ直したりしているようすをお聞きし、安心しています😊
交際のペースは女性の方が慎重です。
そこを無理に進めることなくA子ちゃんのペースに合わせたことが功を奏したのだと思います。
彼の方は、初めて会ってから彼女以外にないと思っていたのですが、君はほかの人と違うという特別感を出しながら、君が好きになるのを待つよという姿勢は崩さず、彼女が好きそうなデートを色々考えて一緒に体験していました。彼女のハートをつかむ努力はホントに惜しまなかった。
A子ちゃんの成婚エピソードは、女性は愛されて幸せになるのだな💕というお手本です。