子離れしたくない親心
こんにちは。
本日から鎌倉市の高齢者のコロナワクチン接種の予約受付始まりました。
年老いた両親のために朝からサイトにアクセスしたり、LINEにアクセスしていますがなかなか難しいようです。
今真剣交際中の方も親御さんへの挨拶を接種後にするか前にするか悩んでいます。
今までだったら、そんなことに留意する必要がなかったので、あっという間に成婚退会していました。
最近の変異型は重篤化が早いとのことで、少しでも早く打ちたい、打たせてあげたいと思うのが人情ですね。
成婚前後のこの時期は、今まで子供の結婚に関心がないふりをしていた親御さんも改めて子供と向き合い、夫婦で向き合う良い機会です。
相談所での結婚は自由恋愛と違い、出会いから大体3、4か月で決まります。
親御さんも、いざ決まると『そんなに短い期間で決めて大丈夫?』と不安になるようです。
関心がないふりは、子離れの準備をしたくなかったから。
今どきの親御さんの中には、子供から離れたくないという気持ちから何かと不安を植え付けて結婚を阻止しようとしたりする方もいます。
優しいお子さんはそんな気持ちを察したり、汲み取ったり結婚前の心理状態が不安定になることも。
先日TVで『親が子に親孝行をさせるものだ』という渋沢栄一の語録を紹介していました。
親は何時までも古い価値観で子を支配して言うことをきかせるものではなく、新しい価値観をもって新しい時代を作る若者たちに全て任せて、独り立ちさせることこそが国を栄えさせることになるということです。
結婚に関してもそれが言えるのではないでしょうか。
いつまでも、大事に庇護していては子の成長を阻みます。
親孝行させるために子供を産んだ訳ではないですが、子に全て任せて自立させ、親孝行をさせることが子供のためになるのです。
いずれ親は先にいなくなるのですから。
親も、子を心配したい気持ちを手放して、自立を応援してあげましょう💓